準備体操は運動を始める前に、「よし!今日も一日頑張るぞ!」という心の準備と「身体の動きや関節の痛みがいつもと違いはないか?」という身体の確認をするための運動です。痛みがある時は我慢せずに、痛みを感じないスピードや大きさで行い、気持ちよく心と身体を整えましょう。
軽快なリズムに合わせて楽しく身体を動かし、心肺機能維持向上や体内の糖質や脂肪を酸素とともに消費させる効果が期待できる運動です。身体で気になるところがある時や痛みを感じる時は痛みのない範囲で動かしましょう。
プラス10運動は、一日の活動量を10分間確保する運動です。歩く+様々な運動を組み合わせ5分間ずつを2回実施しましょう。体調に合わせて、立位・座位どちらかで行いましょう。
マウササイズは、口腔機能維持向上を目的とした運動です。口腔機能には、咀嚼・嚥下・発音・唾液の分泌 等があります。生き生きとした健康な生活を支える大切な役割があり、身体機能を維持させる原点となる機能です。食事の前に行う事を習慣にしましょう。
コグニサイズは、国立長寿医療研究センターが開発した、認知症予防を目的とした運動です。認知課題と運動課題の両方を同時に、毎日少しずつ行うことによって、脳への刺激を高め、認知機能維持向上を目指しましょう。
整理体操は運動の終わりに行い、呼吸や血液循環、神経などをなるべく早く常態に戻し、ゆっくりと筋肉の緊張をほぐし疲労物質を排出させて、心も身体も穏やかにさせるとても重要な運動です。